おはようございます!
ヘビイチゴです🐍🍓

久々に面白い映画を観たので
本日は絵日記ではなく
レビューです٩( 'ω' )و 

以下、ネタバレを含みますので
ネタバレを避けたい方は
そっと閉じて頂けますよう
よろしくお願いします!

今回見たのは
2018年に公開された
ファントム・スレッド
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数々の映画に出演し、
いくつものアカデミー賞に輝いた
憑依型名俳優である
ダニエル・デイ・ルイス
引退作品ということで。
上映中に行けなかったので
レンタルが出るのを楽しみに
しておりました。
個人的に好きな俳優さんです。

さて、本題へ参ります。
■映画のあらすじ
舞台は1950年代、戦後のロンドン。華やかな社交界で脚光を浴びていたドレスの一流仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、休息のために訪れた別荘地のレストランでウェイトレスのアルマに出会う彼女の完璧な体を愛したレイノルズは新たなミューズとして迎え入れ、共同経営者であり姉のシリルと3人で奇妙な同居を始める。やがて、自分を代わりのきくマネキンとしか見ないレイノルズの愛が欲しいアルマは彼の〝整然とした完璧な日々〟を変化させていく…

率直に面白かった!

華やかで美しい映像。
だけど恋や愛の甘い話ではなく
色気のある毒々しい映画
でございました。

あからさまなラブシーンは
一切ないのですが
視線や言葉や仕草に色気があり
そういうシーンがなくても
〝察することができる〟ほど
よ〜く仕組まれています。

カテゴライズは
ちょっと難しく、
ホラーやミステリアスよりの
ロマンス??

ですが内容の大半は
男と女の壮絶な主導権争いで
ロマンス…ロマンスあるけど…
って感じでしたね(笑)

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レイノルズ・ウッドコック
天才的な仕立て屋で
彼の仕立てたドレスを着ることは
最高のステータスであり
全女性の憧れ。

母に習ったこの仕事と、
仕事を教えてくれた母を何より愛し
自身の服に遺髪を縫い込む等
母の亡霊にすがる独身貴族で

母亡き後、
母親代わりを務める姉シリルと共に
アトリエを構えており
ドレス作り以外は全て姉任せの
シスコン男でもあります。

実に自分本位の気難しい性格で
ルーチンを乱させるのを
酷く嫌います。

定期的にマネキン(兼愛人)を
入れ替えながら
姉と愛人と3人暮らしをしていて

古くなったマネキンに
ドレスを手切れ金として持たせ
家から追い出すと
休暇の際に立ち寄ったレストランで
ウェイトレスのアルマと出会い
お互いに一目で恋に落ちます。
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この出会いがキッカケで
〝完璧な日常〟が
壊れていく事になるとも知らず
レイノルズはアルマを連れ帰り
いつも通り自宅に住まわせるように。

片田舎のウェイトレスだった彼女は
誰もが憧れる一流のドレスを
何着も仕立てて貰えることに
大きな優越感を覚え
最初こそは満足げでしたが

レイノルズは愛人を
ドレスの為に存在するマネキン
としか見ないので
当たり前のようにアルマの意見を
一切聞き入れませんし
一方的なルールを押しつけ
制限をかける。
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彼の姉シリルの意見も絶対であり
恋人として迎え入れられた筈の自分は
事実上人形としての価値しか無く
一切の権利を与えられないことに
次第に不満を募らせます。

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アルマは態度、言動、音、
全てにおいて主張の激しいタイプで
シリルの忠告も反対も押し切り
レイノルズのルーチンを壊すことで
〝愛〟を確かめようとしますが
当然拒絶されてしまう。

きっと彼が自分のことを
愛していれば受け入れられる筈だと
思っていたんでしょう。
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激しい言い争いの末に
いつ捨てられ、追い出されても
おかしくないと悟ると
心、体、時間、
男の全てを一時的に支配しようと
思い立ち、行動を起こすのだけど
逆上した女の怖さが。
これは震えました。

この映画の音楽の効果が
抜群にいいんですよね。
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狂気に勘付いたシリルは
アルマを追い出し
弟を医師に診せようとするも離れず。

また、本人も診察を嫌がったため
逆にアルマが医師と姉を
部屋から追い出すと
男を献身的に介抱してみせ

レイノルズは回復するや否や
彼女に結婚を申し込みます。

冒頭より〝結婚〟というワードは
2人の間に度々出てきますが
男にその気はありませんでした。

ウェディングドレスを発注した
上客の前に立ち塞がる場面は
彼女の嫉妬心がどれほどか
良くわかります。

主導権を強制的に握ることで
自分の存在価値を知らしめ、
姉から〝母親役〟をも奪い
妻の座を手に入れる訳です。
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作中に、
こう語るシーンがあります。
『弱ってる時の彼が好き』
『まるで子供みたい。
甘やかされてダメになった
赤ちゃん。』

続いて残念そうに
『でも何日かしたら
元に戻ってしまう』と。
ちょっと怖い発言ですよね。

しかし、
人間は簡単に変わらないために
結婚後、状況は益々
悪化していくことに。

アルマはやりたい放題で
彼の意向にそぐわない振る舞いを
所構わず行うようになり

社交の場でも
ゲームで負かされた事に
ひどく腹を立てて逆上し
会場を飛び出してしまいます。
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いつの間にか振り回される側に
まわってしまった男は
仕事も手につかなくなる始末。
時代の移り変わりを前に
壁にぶつかった〝古い〟天才は
姉に『死の匂いがする』と
結婚した事を悔いていると告白し…

その後ろで、彼女が
話を聞いてるんですね〜
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もうホラーだよ(笑)

この後ラストまで
一気に転がり落ちていくんだけど
行き着く先がミステリーで

恋愛映画って心スッキリしたり
洗い流されたり
元気になったりするけど
この映画は全くならないので
多分恋愛映画じゃないですね(笑)

本当に細か〜く作られてて
考えれば考えるほど面白く、
映画考察大好きマンにとっては
色々細かく掘り下げたい所です。

ボヘミアンラプソディーも
色々と細かく細かく1個1個順番に
考え過ぎて頭痛くなったけど
ファントムスレッドも
これ書くだけで4日越し(笑)

まだ突きたいんですが
そろそろ打つのシンドイので
これを最後にします。

主導権争いの映画だと
繰り返していますが

2人の立ち位置、仕草、衣装、
飲食物、小物にいたるまで
誰が主導権を握っているのか
示唆されているように思います!

私が特に注目したいのは
飲み物や水。
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レイノルズに
主導権がある場合
彼から与えるものであったり、
アルマから差し出された物は
口にしないのですが

主導権が移りそうな場面では
しぶしぶながら受け取り、

ラスト間近になるにつれ
『要らない』と断っても
これ見よがしに2人分注がれるそれを
黙ってジッと見ています。

水は生きていくために
無くてはならないもですから

全く見当違いの可能性も
かなり高いけれど
何となく支配の構図が
垣間見える気がするポイントの1つ
と私は思いました(^ ^)

これから見ようかな?
もう一回観たい!な皆様は
細かいところにも注目して
見ていただければ
パワーバランスの変化を感じて
楽しめるのではないかなぁと
思います(*´◒`*)b

調べてみると面白い考察や
インタビューも沢山出てきますので
気になる人は検索してね!

掘り下げると
色んな気付きがあって好き。
ご精読ありがとうございました!
チャオ〜\(^^)/
....................................
1コマ絵日記もよろしくね!!
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